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2008年10月19日

茶目子の一日 昭和6年(1931年)作品



昭和6年(1931年)作品、『茶目子の一日』

夜が明けて、眠いのに起きて、ライオン歯磨きで歯を磨き、ご飯と卵のおつけを別々に食べ、おこうこも食べて苦しいくらいに満腹になった茶目子さんは、電車に乗らずに歩いて学校へ行って、算術(さんじゅつ)と読本(読本)をやって、読本ではたいそう褒められて、ご褒美に活動に連れて行ってもらうのでした。

最高に面白い、戦前のアニメーション映画です。

『茶目子の一日』は、大正8年(1919年)にレコードで発売されて大ヒットした、ストーリーのある童謡のようなものだったそうです。それがアニメ化されたということのようですね。

2008年10月16日

『動絵狐狸達引(うごきえこりのたてひき)』 昭和8年(1933年)12月31日公開作品



『動絵狐狸達引(うごきえこりのたてひき)』 大石郁雄監督 東宝教育映画株式会社(P.L.C.映画製作所)作品

昭和8年の大晦日に公開されたという、大変に古いアニメーション映画です。こんなに古いと、平成の現代とのつながりを発見するのも大変なことかと思ってしまいます。しかしそこには、どこまでも懐かしい漫画映画世界が展開し、昭和は昭和、今と決して無縁ではないことに気付かされます。

古賀政男の『酒は涙か溜息か』も出てきます。おや?時代はどうなっているんだと思って調べてみますと、『酒は涙か溜息か』が発表されたのは昭和6年、歌ったのはテレビの時代にも活躍した藤山一郎です。古賀政男もよくテレビには登場していましたから、この歌でまた、遠い昔が現代としっかりつながります。

古賀政男の曲は、日本で唯一の音楽ではないかとさえ思います。本当の天才がいて、音楽不毛の日本に、本物の音楽をもたらしたのだと思います。大正時代に童謡の名曲がいくつも作られたとはいっても、所詮は賛美歌や欧米民謡などの曲調を拝借したような作品ばかりでしたから、本当の日本の音楽と呼ぶには、欧米文化を前にだと気が引けてしまいます。しかし古賀政男は本当のオリジナルであり、日本の古典音楽だと思うのです。

横道に逸れましたが、古い映画作品というのは、古い新聞や雑誌以上に、時代を生きた人々をよみがえらせてくれます。そしてそれが間違いなく現代とつながっていることにも気付くのです。

2008年10月14日

「Tom and Jerry」(Dick and Larry)の『Wot a Night』



昨日に引き続き、Van Beuren の「Tom and Jerry」(1950年代に「Dick and Larry」と改名)です。これは1931年(昭和6年)に公開された第一作で、『Wot a Night』というタイトルの作品です。

ちょっとレイシズムな表現もあったりして、さすがに時代を感じさせるものではありますが、アニメーション映画の原形のような豊かな表現がむしろ新鮮で、70年以上経った現代の私たちをも笑わせてくれます。

2008年10月13日

戦前のアメリカのアニメーション『Dick and Larry』



パブリックドメインなので著作権では何の心配もなく見られる古いアニメーションです。
1931年に、The Van Beuren Studio によって制作された『Dick and Larry』というデコボココンビのキャラクターが活躍する作品なんですが、筆者は今の今まで、まったく知りませんでした。

しかもさらに驚くべき事実があったんですね。というのは、この作品、当初は『Tom and Jerry』、トムとジェリーというタイトルであり、キャラクターだったというのです。

トムとジェリーといえば、猫とネズミの、あの誰でも知っているMGMのアニメーションキャラクターでありシリーズ作品のタイトルです。この『Dick and Larry』も、もともとは『Tom and Jerry』で、1931年から1933年までという短い間に造られました。

MGMの、猫とネズミのトムとジェリーは、それから少し経った1940年からのシリーズですから、同時期に新作が、といった混乱はなかったようですが、それでも非常に紛らわしいことになります。

「Van Beurenのトムとジェリー」が、『Dick and Larry』と名前を改めたのは、1950年代になってからだそうで、オフィシャルフィルムズ(Official Films)という会社が Van Beuren作品の権利を買い取ってからだったそうです。

なんとも、すごいトリビアですね。しかもなかなか楽しい作品です。

音楽も軽快でいいですね。奇天烈な展開も古さをさほど感じさせません。改めて注目したい作品です。

2008年10月1日



メルボルンの交響楽団を実際に使って作ったという、
オーストラリアの VB Beer というビールの45秒CMです。

まあ、本当にあんな音楽を奏でたかどうかはともかくとして、
本物のオーケストラならではの緊張感は出てますね。

アイデアなど、そんなにすごいものではありませんけど、
しっかり演じてしっかり撮影した作品ですから、
なかなかの見応えがあります。

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